2017年10月11日水曜日

FuelRec ver4.0、ver4.1でのトリップモードの不具合と修正について

FuelRecのVer.4.0とVer.4.1の不具合をVer.4.2で修正しましたが、データの修正が必要となることが判明しました。

お手数をかけまして大変申し訳ございませんが、ご対応をいただけますようお願いいたします。

なお、データ修正の前に「メール送信(バックアップ)」でデータのバックアップを取っておくことをおすすめします。


【不具合内容】
Ver.4.0またはVer.4.1でトリップモードで走行距離を登録すると、それ以降は正しい総走行距離が登録されません。
  • 総走行距離が正しくありません。
  • 燃費が表示されない場合があります。
  • 表示される燃費が正しくない場合があります。

オドモードで登録している場合は問題は発生しません。
オドモード:データ登録の際に生の走行距離を入力するモード
トリップモード:データ登録の際に走行距離の差を入力するモード




【原因】
トリップモードでは、直近の走行距離にトリップの距離を足して走行距離を求めます。
しかし、不具合により直近の走行距離ではなくて、一番古い走行距離にトリップの距離を足していました。
このため、正しい燃費計算ができない状態になっていました。


【データの修正方法】
まず、最新のバージョンへのアプリの更新をお願いします。Ver.4.2で本件を修正しました。
次に、お手数ですが以下の手順で走行距離の修正をお願いいたします。
Ver.4.2以降で登録したデータも修正が必要です。

走行距離以外のデータは修正不要です。

1 Ver.4.0またはVer.4.1で登録したデータを特定します
 以下のように表示されている場合が該当します。
  • 直近のデータよりも走行距離が小さい場合(燃費が表示されません)。
  • 直近のデータとの走行距離の差が登録時のトリップの距離と明らかに違うと思われる場合。
Ver.4.0とVer.4.1の配信期間は以下のとおりです。
     Ver.4.0:2017年8月16日~2017年8月16日
     Ver.4.1:2017年8月17日~2017年8月24日

2 不正なデータ以降を再登録するためにトリップの距離を求めます
 不正なデータ以降の全てのデータについて、それぞれ以下の要領でトリップを求めてメモしておきます。
  • Ver.4.0またはVer.4.1で登録したデータは、
    そのデータの走行距離と一番古い走行距離の差
    がトリップとなります。
    (下記具体例では、1300km - 1000km = 300km)
  • Ver.4.2以降で登録したデータは、
    そのデータと直近の走行距離の差とがトリップとなります。
    (下記具体例では、1500km - 1300km = 200km)

3 不正なデータから始めて古い順に走行距離(オド)を修正します
 データの修正はオドで行う必要があるため、直近の走行距離にで求めたトリップの距離を加えてオドを算出します。
  • 走行距離(オド)を、直近の走行距離+トリップの距離に修正します。
  • 不正なデータを修正すると走行距離が正常になりますので、その走行距離を元にして次のデータを修正します。

【不具合の具体例】 
不具合が発生しているデータの具体例は以下のようになります。
「修正が必要」な走行距離を古い順に修正していくことになります。

日付走行距離登録時の操作説明
2017/09/011500kmVer.4.2でトリップ +200km1300km+200kmで正常だが、元の1300km自体が不正値のため修正が必要
2017/08/201300km Ver.4.1でトリップ +300km1500km+300kmとなるべきだが、1000km+300kmとなっており修正が必要
2017/07/011500kmVer.3.9でトリップ +500km1000km+500kmで正常
2017/06/011000km最初に登録したオド一番古い走行距離のデータ(リストの一番下)

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